2023-02-13

針供養祭と男向長着&角帯

は! と気が付けば…今日は2月13日。明日はバレンタインデーだと、さっき気が付きました。

先週のお話になりますが、2月8日は針供養祭。名古屋は矢場町の若宮八幡郡で祭事が執り行われました。

針供養祭

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ禍で去年、一昨年と参拝者は大きく減りましたが、今年は久しぶりの賑わいで、わたし達の「コロナへの認識」が変わったんだな…と感じました。

針供養祭

 

 

 

 

 

 

 

今年の針供養祭では、マルシェに出展される移動販売のお店が増えました!何だか気になったお店をいくつかご紹介します。まずはこちら、歯ブラシ屋さん。

針供養祭 若宮八幡郡 マルシェ

 

 

 

 

 

 

 

 

似顔絵のお店も。

針供養祭 若宮八幡郡 マルシェ

 

 

 

 

 

 

 

 

そして唐揚げ屋さん。この唐揚げ屋さん、後藤和裁の最寄駅にもあるんです。外側カリカリ中ジュワ〜で美味しいです( ◠‿◠ )

針供養祭 若宮八幡郡 マルシェ

 

 

 

 

 

 

 

ちゃんこ鍋屋さんも。

針供養祭 若宮八幡郡 マルシェ

 

 

 

 

 

 

 

わたしは12時半位には神社を後にして、田村氏とセントラルパークの地下街にある角打ちで1杯…いや、2杯位飲んで帰りました。三重県のお酒「作」美味しいです♡♡

三重県 日本酒 作

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、お話ガラッと変わりますが、男向きのお着物と角帯のお仕立てをいたしました。

男向き長着

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらのお客様は反物をネットオークションで入手される事が多く、今回の表地と裏地どちらもメルカリだそうです。男向きの裏は「通し裏」と呼ばれる生地を使用する事がほとんどで、大概は濃紺か茶色などの単色使いで、ほかに選択肢はまずありません。そこでこの発想、長襦袢地を通し裏として使う!

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今までにも鳥獣戯画の長襦袢をご使用されたり、渋い表地に対して遊び心満載の裏地を合わせていらっしゃいます。お洒落!

男向き長着 裏地 長襦袢地

 

 

 

 

 

 

 

そしてヒゲ紬の角帯。これまたお洒落。

ヒゲ紬の角帯

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒゲ紬の角帯

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらのお客様にお会いするまで生きている「イケオジ」を目の当たりにする機会がありませんでしたが、この世に実在するんですね、イケオジって。好きな物や事を大切にして、広い世界に目を向けているからこそ、誰に対しても何に対しても謙虚でいらっしゃる…素敵です。わたしもそうありたいな、って思います。「目の前の人を尊重する」という当たり前の事を当たり前に出来る人はカッコいいです!!

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