お直しお手入れご相談会　その1

5月28日に「お直しお手入れご相談会」を開催いたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

おおつき工芸さんとご一緒に、和裁技能士と染色補正技能士がタッグを組んだら、どこまで和服の可能性が広がるか…という新たな挑戦の一歩でした。

終えてみての感想は…「楽しかった！」です。新しいご縁もありつつ、既にあったご縁をさらに深めた一日でもあり、たくさん考えて頭を捻りましたが、概ね笑ってばかりの本当に楽しい一日になりました。ひとえに足をお運び下さったお客様のお陰です。本当にありがとうございました。

さて、当日どんな感じだったかと言いますと…こんな感じでした。

 

 

 

 

 

 

 

お着物や帯を広げてお客様のご要望を伺い、これが可能なのかどうかを判断し、可能ならばお見積りを出す…という流れでしたが、一つずつ丁寧に説明して下さる大槻さんのお話が面白くて為になって、もう時間が足りない！お客様にも思いの丈があって、わたしもお伝えしたい事があって、ホントに時間が足りない！！つまらない時は時間が長く感じますが、この日はずーーっと「足りない！」と感じていました。

お客様がお待ち下さった案件がどんな内容だったか…かなりの数があるので全ては公開できませんが、その中の幾つかをご紹介します。

この日最初にいらっしゃったのは、「着物ごっこゆんた」さん。着付けを教えていらっしゃるだけでなく、お着物のレンタルもされています。お持ち頂いたのはそのレンタルされているお着物たち。目立つ汚れが落ちるのか…という内容で、すごい枚数をお持ち下さいました。

どれもすごく素敵なお着物で「汚れが落ちたら、もっとこれから活躍できるお着物だよな〜」と感じるものばかり。

 

 

 

 

 

 

 

 

このアンティーク着物も…

 

 

 

 

 

 

 

 

ほとんどのものが大槻さんから「落とせます」宣言をもらい、染み抜きすることになりました！中にはかなり手間の掛かる工程が必要なものもあり、それはやはり金額に反映されるのですが、大槻さんは「なぜそのお値段になるのか」をキチンと丁寧にご説明されるので、ちゃんと納得できます。そしてその内容がいちいち興味深くて面白い！大槻さんのお話を聞くだけでも、とっても価値のある時間でした…って、ここまでわたし何も仕事してないみたいですが、この後ちゃんと仕事してます！染み抜きだけで何とかなるなら、それでヨシです。このご相談会は「洗い張りありき」では全然無くて、その手前で何とかなるなら、良い方法考えますよ、という会です( ◠‿◠ ) 

あんまり楽しかったので、このレポートは数回に分けて、楽しかった思い出にしばらく浸ろうと思います。今日はここまで。ではではまた…