仕事納め　昼夜帯から角帯へお仕立て変え

本日をもって令和4年の仕事納めとなりました。乗り切った…！気付けばこの時間まで、お昼ご飯を食べれていないのは大丈夫なのですが、朝からトイレに行けてない…これ大丈夫じゃないですよね。「忙」という字は「心（りっしんべん）」を「亡くす」と書くけれど、尿意も無くすのですね。おそろしや…

今年最後のお仕立て物は、昼夜帯から角帯へのお仕立て変えでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

昼夜帯を見た瞬間に「絶対いい感じになるな」と思ったのですが、いざ作業を始めてみると「あれ、何メインがいいのかしら？」と迷いが出てしまい…

最初はこの作り方しか無いと思っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

これで縫い合わせるとこうなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

大きい花はシッカリ主張しているのですが、指差ししている小さい花は何だか中途半端に欠けている様な気がしてしまい…プランBとして、小さい花メインの配置も考えてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

プランBはこうなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

今度は指差ししている大きな花の欠け具合が中途半端で、これはこれで「ちょっとな〜〜」という感じですよね。こんな時はもう正直にお客様に「迷っています」とお伝えして、プランAとBを見てもらい、ご一緒に悩んで頂いています。面倒くさいと思われるかもしれませんが、後藤和裁でお仕立てをすると場合によってはこうなります。

お客様のTHE BEST をお仕立てしたいので、迷った時や、こちらの方が良いかもと思ってしまった時は、その都度ご提案しております。その仕立て方のほうが面倒でも… 選択肢が色々ある事を知る権利が、消費者の方にはあると思っているので！

「着る喜び」と「作る喜び」が重なった時に、それは最高の仕立て物になります。

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プランAになりました( ◠‿◠ ) ステキ♡