2024-01-23
神奈川県からやって来たカッコいい丸帯 そして国家検定
先週末に和裁の国家検定が実施されました。後藤和裁学院からは5名の生徒や卒業生が受験し、無事に既定の時間内に課題を作り上げる事が出来ました。でもまだこれで終わりではなく…今週末には学科試験があります。毎年仕事始めの日にする新年会も、今年は受験者が多いのでおあずけ。国家検定が終わったら、皆んなでタコパーです!
何となくまだ気持ちが試験寄りですが、年明けに神奈川県の方からお問い合わせを頂き「丸帯→名古屋帯」のお仕立て変えをご依頼頂きました。先日届いた丸帯がこちら…
鷹と松のカッコいい丸帯!でも、丸帯のままではハイボリュームで締めづらいだろうな…と思うので、名古屋帯にして使い易くされるのは使わずに放置するよりずっと良いと思います。
丸帯は「引き抜き結び」という帯結びに適した柄の配置をされている事が多く、現代の袋帯とはお太鼓部分の柄が逆になっています。垂先の柄と太鼓の柄が、逆向きになっているのです。
これを名古屋帯にするという事は、切ってお太鼓部分の鷹の向きを180度ぐるんと変えるわけです。そして今は垂先にも鷹の頭がありますが、この柄も変えようかな〜、と思っています。お太鼓に鷹の頭があって、垂れ先も鷹の頭だと…ちょっとどうかな…って気がしまして。まだハサミを入れていないので、この製作過程はまた改めて。
今は検定試験に気持ちが傾いているので、とにかく早く終わってほしいです。お仕事に集中したいし、あとタコパーも早く… たこ焼きマイスターと言っても過言でない、たこ焼きのエキスパートが後藤和裁学院に在籍していまして、技能検定1級を受験しているのです。試験が終わらないと焼いてもらえないので、今はジッと待つのみ…(-_-)
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