10月28日 ワークショップを開催しました!
10月28日(土)にワークショップ「ぬうひときるひと vol.8」を開催しました。
今回は「やってみよう!」と題した、染み抜きと半衿付けの体験型ワークショップです。
午前の部は「おおつき工芸」さんによる染み抜きワークショップ。
去年も半衿と着物の衿汚れを落とすワークショップをして頂いたのですが、今回は「パキン」というアイテムが増えました。これ。
植物繊維で出来たブラシで、こんな風に使います。
これすごい。狙いを定めて染み抜き出来てとても良いです!わたしは先月の全国研修会の時に付けていた半衿を、この日の為に洗わずにそのまま放置していたのですが…
ベンジンとパキンでこうなりました。
すごいです。真っ白!同じく全国研修会の時に着た、大島の衿元の汚れが…
ここまで落ちました。細かい柄があって分かりにくいかもですが…
全国研修会の舞台上でかいたイヤ〜な脂汗の、脂の分はシッカリ落とせました^ ^
パキンはゴシゴシこするだけでなく、叩いて使う方法も教えて頂きました。
袖口の汚れの落とし方も教えてもらい、想像以上に自分でキレイにお手入れできる事が判明!あとは…面倒くさがらずに、直ぐにやるって事が大事なんですよね。それがね…なかなかね…わたしは最終的に大槻さんに何とかしてもらえば良いやって思っているから、それがイカンのですよね。
さて、午後の部は宮本美穂さんの半衿付けワークショップ。毎回大人気のワークショップで、予約もすぐ埋まってしまいます。美穂さんが実演する半衿付けを見学してから、ご自分で付けてみて、そして体感!
上のお写真、半衿は付け直していますがプラスチックの衿芯は入れいない状態です。皆さんえもんが綺麗に抜けていますよね。そして衿が寝ている。
「半衿付けだけでこんなに変わるなんて… もうこの長襦袢、ずっとこれで良い!」なんておっしゃる方もいる位、着づらい長襦袢の衿元が美穂さん流の半衿付けで美しく変わるのです♡
3時間のワークショップで皆さん半衿付け2枚目に突入して、早い方は3枚付けられました。その日に復習すると、やはり手が速く動くようになりますし、とにかく理解度が全然違いますね。記憶の定着もよい。今回のような反復練習する半衿付けワークショップは、ユーザー様にとってすごく効果的かも…と思いました。
ワークショップの後、大槻さんご夫妻と宮本美穂さん、いつもお世話になっているお取引先様やお客様、和裁士さんなどなどで、後藤和裁の2階でBBQをしました!
17時半に始めて、気がつけば日付変わって1時半… 皆様、遅くまで付き合わせて本当にごめんなさい。でも、すっごい楽しかったです( ◠‿◠ )!お仕事をしていく中で知り合えた人達と、こんなに楽しく本音で話し合えて、色んな事を共有出来るなんて…経験が無くて不安や葛藤で苦しんでいた若い時の自分に教えてあげたいです。「頑張ってると、もうちょい歳とってから良い出会いがいくつもあるから、今友だち少なくても辛抱しろ」って。
この度のワークショップにご参加下さった皆様、本当にありがとうございました。円滑な進行、良い雰囲気、お帰りの際の皆様の笑顔、それらは参加者様のお陰です。ありがたやー(^人^) そしていつもお世話になっている大槻さんと美穂さん。長時間に渡ってお付き合い頂き、「ごめんなさい」と「ありがとうございます」をミックスして捏ね捏ねして最大級の元気玉にしてぶつけます! いつも本当にありがとうございます!!これに懲りずに、今後とも何とぞよろしくお願いいたします(^人^)