2025-12-09
訪問着を被布衿コートに
早いもので、今年も残すところ1ヶ月を切りました。11月をどう過ごしたのか…思い出せない位ただただ追われていたように思います。色々な〆切や用事、約束に追われて、時間の潮流に流されて気が付いたら12月になっていた。そんな感じです。それなのに、ひと月位前の事を思い出すと、もう2、3ヶ月も前の事のように思え、ふた月位前の事は半年程も前のように感じるのです。不思議。時間の感じ方って謎です。
さてさて、ようやく寒い季節の到来で、羽織物の出番です。本日ご紹介するのは、訪問着からお仕立て変えをした被布衿コート。

6月におおつき工芸様と協同開催した「無料ご相談会」で、こちらの訪問着をお預かりしました↓

解き洗い張りをして、コートにお仕立て変え…

柄部分が多かったので、裏もとっても素敵。着物の胴裏をそのままコート裏に使用しましたが、裏側(裾返し)の柄を際立たせる効果があってナイスな選択になりました。

お着物からコートへのお仕立て変えの際、柄の都合で身頃の肩山に縫い目(継ぎ目)が出現することがあります。今回の被布衿コートは、袖が前後で異なる生地を使用しているので、袖山にも縫い目があります。でも、お召しになってしまえば、そんなに気にならないと思います。

ちょっと派手になってきたかな… なんてお着物は、コートや羽織にすると意外とまだイケるかもです( ◠‿◠ )
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