2022-12-21

何だか忙しい年末 アンケートの回答

12月に入り、いや、その前からか、もしかしてずっと?何だか忙しなく過ごしています。なんなんでしょう…何事も無く終わる日が無いです。日々、何事か起こり、そしてその度に「喜怒哀楽」のどれかを発動しなくてはならないので疲れます…感情の起伏に疲れるなんて、人間として失格なんじゃないかと自分で自分が心配です。着物のblogのはずが何を書いているんでしょう、わたし。

ひと月経ってしまいましたが、先月開催した宮本美穂さんのワークショップ「衣紋と衿」で、参加者さまにアンケートをさせて頂きました。そこで美穂さんへのご質問があったので、こちらのblogにて美穂さんからの回答を公開いたします。

 

Q.   美穂さんはご自身の着付けの時に補正しますか?

A.   着物のときの補正は背中にハンドタオル一枚を畳んだものを肌襦袢の背中にポケットを作ってそちらへ入れて装着しています。

 

Q.   今日のお着物は何ですか?

A.   着物→アンティークの一越ちりめん地、縞に葉っぱ
帯→アンティークの昼夜帯、ケパケパあたまのヒヨドリ 笑♡
半衿→アンティークの子供物

宮本美穂さんのワークショップの時のお着物

 

 

 

 

 

 

 

Q.   お仕立てを続けられて、やりがいというか、続けられている理由みたいなものをお聞きしたいです。

A.  着物を着ることで色々な自分を表現できることが魅力で、着物が好きというのが前提にあって、ものを作ることも大好きなので天職だと思っています。

美穂さんへのご質問とは別で頂いたクエスチョンの中に、「衽下がり3寸とは?」というご質問がありました。「衽下がり」とは、衽が付いている一番上の頂点の位置を指し、3寸という事は、その位置が肩山から3寸(11.4㎝)あるという意味になります。

わたしたち和裁士にとっては日々よく使う用語も、一般ユーザー様には聞き慣れない言葉が多いと思いますので、YouTubeなどでも一般的でない用語を当たり前に使わないように田村氏がだいぶ心を砕いているのですが、出ちゃいますね…あまりにも普段普通に使っている言葉なので。超初心者向けの着物HOWTOなワークショップもありなのでしょうか…でも超初心者様に後藤和裁を発見して頂けるのか…また来年考えます。

まだ年内納めで手付かずの物があり、とにかく今は風邪もコロナを拾えない。何が何でも気合いで乗り切らねばならない。あと一週間、頑張ります!!

 

 

 

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