技能五輪全国大会 人とのつながり
11月5日、6日に第60回技能五輪全国大会が千葉県で開催されました。様々な職種において技術を磨いている若者達が、一堂に会する競技会です。後藤和裁からも一名、生徒が参加しました。
後藤和裁学院から選手を出すのはこれが7年ぶり、2度目です。そう、経験値が激低いのです。もう何が心配って、生徒の心配より、色々手配をするわたし自身の落ち度が心配で心配で… 7年前は紙でやり取りしていたのがペーパーレス化の波で全てメールに。加えてコロナ禍によりかつては無かった様々なルールが加わり「こ、これがニューノーマルか…」と自分のついて行けて無さを目の当たりにしました。そのうち参加費も電子マネーオンリー、なんて事になるのでしょうか…怖いです。ちなみに後藤和裁は「いつもニコニコ現金払い」です。
「和裁」職種の会場は幕張メッセでした。
「和裁」の近くでは「レストランサービス」や「洋裁」「美容」などの競技が行われていました。普段あまり気にする事の無いお仕事を近くでシッカリ見られるのも、技能五輪の楽しみです。若い方々が一心に目の前の課題に取り組む姿には、心を揺さぶられます。
競技を見学して元気をもらったり、付き添いや見学でいらっしゃる他県の先生方やそのお弟子さん達とお話できるのも、こういった全国大会での貴重な体験です。和裁は一人で出来るお仕事のように思われがちですが、そんな事はありません。技術や情報をアップデートしてより高いステージでお仕事をする為には、人との繋がりがとても大切です。今回も京都の方とお話しする中で「あ、これは勉強会をやった方がいいな」と思う案件があり、来年あたり実現できるように調整してみようと思っています。
さて、11月はこの技能五輪があり、ちょっと10月からの疲れを引きずったせいもあり、blogも Instagramも長くお休みしてしまいました。なんと、そうしているうちに明日は宮本美穂さんをお招きしてのワークショップです。名古屋駅へ美穂さんをお迎えに行って、先程まで一杯飲みながら明日の打ち合わせをしていました( ◠‿◠ ) 明日はどんな一日になるでしょう。きっと新しい出会いと発見で、また元気をもらえると思います！
