2021-08-09
七五三のお着物&綿入の被布
連日酷暑が続いています。
昨日の名古屋市は最高気温37.8℃を記録して
今シーズン初の体温超えでした。
立秋の翌日にこの暑さ…
もしかして夏本番はこれから?と
暦と現実の乖離に背筋が凍る…
と良いのですが、汗だくです。
そんな暑い中、真綿を入れた
七五三の3歳祝い着用の被布を
お仕立てしました!
教室内はエアコンで温度は一定に
保たれていますが、それでもこの時期
真綿は見るのもちょっと…
と、思うのですが
でも、仕立て上がると本当に可愛いです!
化学繊維の綿のようなボリュームとは
全然違う、とても上品なふんわり感。
暖かさは段違いです!
こちらの被布は
元々道行コートだったものを
解き洗い張りをしてから
お仕立て直しいたしました。
被布の下には総絞りのお着物。
こちらは元々は羽織でした。
3歳の祝い着はだいたい「四つ身」と
呼ばれる構造になっています。
必要とする布の面積は大人と比較して
とても少ないので、羽織からの
お仕立て変えが可能になります。
どうにもならないコートや羽織を
どうすればいいのか…というご相談は
とっても多いです。
ご自身でお召しになるのではなく、
小さなお子様のお召し物への
お仕立て変え。
これ、有りですね!
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