2021-02-26
丸帯を名古屋帯にお仕立て替え 切り帯も
ステキな丸帯を
ステキな名古屋帯にお仕立て替えしました。
「垂裏」には袋帯の裏地用の布を購入して
使用しました。
元の丸帯は以前ご紹介しました、こちら。
袋帯と違い、裏表がありません。
縫い目を解くとこうなります。
とっても豪華。
でも、もっと使いやすくしたい…という
ご要望の元、名古屋にお仕立て替えを
いたしました。
元の丸帯の「わ」の所を切って
2本に分けましたので、名古屋帯が2すじ
出来るのですが、そうお伝えしたら
なんと!「半分あげますよ」と
おっしゃって下さいました!!
そこでわたしは、さらに使いやすく
切り帯にしました。
「手」と「垂」を別々にして
お太鼓に入れる「手先」を
「垂」の方にくっ付けておきます。
これ、結ぶのが本っっっ当ーーーーーに
楽チンで、しかも絶対崩れません!!
わたしは頻度の高い名古屋帯は
切り帯にしています。
もう、戻れないです。
ジタバタ結ぶ、あの頃に。
切ってしまう勇気が必要ですが、
帯を絞める勇気はいらなくなります。
大事にしまっておくより
使ってこそ、帯は喜ぶかと思います。
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