2021-01-14
技能検定実技試験
1月16日に令和2年度の技能検定実技試験が
行われます。
後藤和裁学院からは3級を1名、2級を2名
受験します。
去年から少しずつこの為に練習を
重ねて来ました。コロナ禍で練習材料が
乏しい中、同じ生地を使って何度も何度も
部分縫いをするなどして凌ぎました。
下の写真は袷の着物の裾部分です。
3級では長襦袢を3時間で、
2級では袷の着物を6時間で仕立てます。
どちらもある程度縫った状態からの
スタートなので、今現在、目下準備中です。
2級を受験する生徒は、自分用の着物で
臨みます。黒の江戸小紋、共八掛。
ズバリ、見づらいです。
縫う方も見づらいですが、審査する方も
見づらいので、色々アラを隠してくれます。
セコイ手段ですが、とにかく受かりたい!
そんな気持ちが生地選びに存分に
発揮されました。
裾の部分縫いはこのように…
見づらいです、本年に見づらいです。
審査員の先生方、ごめんなさい。
でも、受かりたい…!!
ちなみに、この生地は両面で
裏は墨流しです。
裏を見ても、見づらいのです…
試験は明後日。
みんな、頑張ってね。
練習してきた事が成果につながりますように。
どうか大きな失敗がありませんように。
たとえ成果が出なくても、失敗しちゃっても
これで終わりではないからね。
ゴールの無い和裁の道の途中に幾つかある
ハードルの一つに過ぎないから、
腐らず諦めず、前を向こうね。
…と、思い、願います。
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