2020-07-13

旅の予行演習とお赤飯

昨日は、経帷子など死装束一式を

ご依頼下さったお客様のご要望で、

全てご着用して撮影会をしました!

 

数日前までは雷マークまで出ていたはずが

当日はまさかのお天気で、

外へ出てお日様の下、お花と一緒に

お写真撮らせて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

綺麗なお色目の経帷子で

とっても似合っていらっしゃいました。

 

みんな笑顔で、たくさん笑って。

撮影会のあとは、お赤飯など

ごちそうを頂戴しました。

 

個人的なことになりますが、

この経帷子をご発注下さったのは

わたしの友人のお母さまです。

わたしにとってはその友人と同じく

とても大切な方で、母より一つ年上のその方は、

もっとも年の離れた、でも

ふしぎとウマの合うお友だち…と

勝手に思っております。

良く知った方のものだからか、

一式全て作り終えた時に

何と表現すればいいのか…

「終わってしまった」という喪失感のような、

作り終えた充実感や、やり終えた満足感とは

全く異なる感情でイッパイになりました。

 

でも、昨日、経帷子をお召しになられて

手甲を付けて、脚絆を付けて、足袋をはき

頭陀袋を首から下げて…

心からの笑顔で笑っていらっしゃる姿を見て

本当に良かった、お仕立てさせて頂いて

しかもこんな機会を頂戴して

本当に良かった!!

そう感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

長雨の続く中、奇跡的に晴れた日に

あんなに笑い合って

いずれ迎える旅立ち日の予行演習が

出来たことを。

ご家族の皆さまとそんな時間を

共有できたことを、

神さま?誰に感謝すれば良いのでしょうか?

とにかく、「ありがとう!!!!」と 

空いっぱいに大声で言いたいです!

 

お赤飯、美味しかったです!

 

 

 

 

 

 

 

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