2022-11-24

ワークショップ やっぱり人とのつながり2

先週末に開催したワークショップ「ぬうひときるひと」では、宮本美穂さんを講師にお招きして「衣紋と衿」「半衿付け」の2つの講座を開きました。他府県からお越し下さった参加者様も多数みえ、皆様のお着物への強〜い熱〜いお気持ちをヒシヒシと感じました。

「半衿付け」ワークショップ

 

 

 

 

 

 

 

 

この日お越しになった方の中には和裁士さんもいらっしゃいました。後藤和裁の卒業生の方と富山県在住の和裁士さん。そして、三重県四日市市からお越しになった和裁士さんと福岡で和裁士育成に携る先生。

後藤和裁の卒業生の方はわたしが5年生の時に1年生で在籍していた後輩でもあり、気が付けば20年のお付き合いになります。今や絶対の信頼を置く和裁士として、後藤和裁のエースです。

後藤和裁の卒業の方

 

 

 

 

 

 

 

 

富山からお越しの和裁士さんは、今年6月に開催したプロ和裁士さんを対象とした「胴継ぎ仕立て」の勉強会で初めてお会いしました。わたしも所属する日本和裁士会の会員で占められた勉強会の中で、違う会に所属している彼女は本当にたった1人で名古屋まで来てくれました。境遇が全然違っても重なる思いはイッパイあって、頑張らねば!と思わされます。

ワークショップぬうひときるひと

ワークショップぬうひときるひと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日は終わってからの打ち上げにも参加して頂きました。楽しかった…

ワークショップぬうひときるひと

 

 

 

 

 

 

 

三重県からいらっしゃった和裁士さんは、何とこの日知ったのですが、かつて名古屋で修行されていてわたしと同期の和裁士さんでした。後藤和裁学院とは違う和裁所で勉強されていて、競技会や検定試験、講習会などで一緒に頑張っていた方だったのです。20年経ってまた同じ場所で一緒に勉強しているなんて、なんていう巡り合わせでしょう!来年開催予定の勉強会にまた来て下さい、とお話しました。あぁ〜〜、良いお写真が…無かったです(涙)

そして福岡の先生は、わたしと同じく和裁士を育成する「先生」と呼ばれる立場にある方で、仕事の悩みを打ち明けられる数少ない和裁士さんです。

ワークショップぬうひときるひと

 

 

 

 

 

 

 

 

ワークショップぬうひときるひと

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ縫っていれば良かった時から立場が変わり、求められる内容が「対布」でなく「対人」になり、そこから悩み深い人生が始まり今に至る…てとこも同じで、同い年ということもあり、何でも話せる方です。これからも、よろしくお願いします( ◠‿◠ )♡

ワークショップぬうひときるひと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上記の和裁士さん達は場所や経験など異なる要素ばかりですが、あり得ない位必死に「和裁」と向き合った時間を持っている、という共通項があります。そしてワークショップの日にたまたま場所を同じくして一つの事に向き合い、各地へ学んだ事を持ち帰られました。きっとまた一緒に勉強する機会があると思います。いつも一緒にいる訳でも、よく話す訳でもよく知っている訳でもありませんが、「仲間」だなって思います。お客様との出会いも感動に満ちていますが、こうした和裁士さん達との出会いにいつも勇気をもらっています。

日付が変わるまでにblogを更新するつもりが、サッカー日本代表がW杯でドイツに勝つというとんでもない事が起きた為に、日を跨いでしまいました。まだコスタリカとスペインとも戦わなくてはですが…とりあえず祝杯です!わたしも明日から頑張ろう!!かんぱーーい( ^ ^ )/□

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