2022-08-27

男向き 夏物

8月も押し迫り、朝晩の空気に季節の変化を感じます。あんなにアブラゼミばかり鳴いていたのが、お盆以降はツクツクボウシの「オーシーツクツク」が聞こえるようになりました。ここ名古屋の蝉は大概はアブラゼミです。わたしが小さい頃はミンミンゼミがいたと思うのですが、最近は全く「ミーーンミンミン」を聞かないです。代わりに増えてきたのがクマゼミ。「シャンシャンシャンシャン」ですね。かつては、あの鳴き声が聞こえると男子は「うぉー!!」とばかり、外へ駆け出して行ったのですが、今はそれ程レアな蝉ではなくなりました。名古屋が暑くなったという事ですね。

さて、夏の終わりの掲載になってしまいましたが、男向きの着物と羽織。

男向きの着物 夏物

 

 

 

 

 

 

 

 

男向きの羽織 夏物

 

 

 

 

 

 

 

 

男向きの夏物は本当にカッコイイものが多くて、「わたしもこんな風に着たい」とは思っても、そこはやはり着流しの角帯に羽織という「形式美」が存在していて、この反物を女向きに仕立てれば良いというお話では無いのです。男向きの良さは、男向きの形の中に存在しています。これ以上はジェンダーの問題になりそうなので、ややこしいのでやめます。いや、でも、やっぱりカッコイイです。「女向きにしたら…でも違うんだよな〜」と分かってはいつつ、こんなの欲しいな〜と、思ってしまいます。

男向きの単物 羽織と着物

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらの反物はお客様がヤフオクで落とした反物だそうで、こういった物が最近はとっても増えてきました。メルカリでのご購入も増えました。店仕舞した呉服屋さんが、最終的にネットで売り捌く、という事態もあるようで、今、結構買い時なようです…

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