2021-09-02
絞りの浴衣
7月、8月と少々バテ気味のまま過ごし
blogもあまり更新できずに
過ごしてしまいました。
気が付けば9月…
今年もあと4ヶ月…!
サボっていた分を取り戻さねばです!!
という訳で、まだ出来上がっていませんが
素敵な絞りの浴衣について。
反物の幅を四等分するように青く
染まっているので、ベースは多分
雪花絞りのような板締めだと思います。
そして青い点線の柄は
糸で縫っていると思うのですが、
普通は縫った所は防染されて染まらない
ものなのですが、青くなっています。
どうしてなんでしょう??
また今度、鳴海絞りの「こんせい」さんに
行ったら聞いてみようと思います。
こちらの反物は柄の配置にとても
気を遣っています。
お客さまと何度もやりとりをして
OKをもらいながら進めています。
後身頃、背中の景色は3パターン。
衽はこんなふうに付いて…
左前身頃の胸元はこんな感じに…
そして後袖の景色…
ズラすのか、そろえるのか
いっそランダムに?
などなど、考え始めるとキリが無いです。
反物の状態で見ているのと
お着物の形になって見るのとで、
かなり印象が変わることがあるので、
裁断は慎重に行います。
お客さまのお好みの配置になるように
相談しながら進めることで、
より愛着が湧くお着物になります!
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