ワークショップ、無事に3日間終えました。
5月2日、3日、4日と
3日間に渡って開催したワークショップ。
初日と2日目は「わふくのしくみ」と題して
裁断を通してお着物の構造について
お話いたしました。
「女もの」と「男もの」と分けて、
少〜し趣きを変えた内容にしました。
「女もの」ではかなり専門的な内容を
掘り下げ、きれいな着上がりの為に
和裁で何ができるかをご説明したり…
そして、明日にでも生地屋さんに行きたくなる
お洋服地での裁断を、10分の1キットを
使って解説しました。
明日どころか、その日の内に生地屋さんに
いかれた方も何名かいらっしゃいました!
「男もの」では基本に立ち返り、
男女の違いや男もの故に発生する
仕立ての上での問題点、着付けの上での
問題点を取り上げました。
講師の男性和裁士、田村氏による
カッコよく着る為に和裁で出来る
いくつかの工夫は、ぜひ男性ユーザーに
お試しして頂きたいです!
このテーマでのワークショップは初めてで
色々と不手際がありましたが、
手応えもしっかりとありました。
2時間の中に色々詰め込み過ぎたな…
という反省点もあり、もう少し内容を絞り
対象者も「知っている人」と
「あまり知らない人」とに
ある程度分けた上で開催した方が
より充実したワークショップになるのかも…
と、感じました。
またやります!
全く同じではなく、よりブラッシュアップして
またやります!
そして、新ネタも考えています。
和服の裾野を広げて
着る人、作る人、売る人…
いろんな人に、和裁士の立場から
「和服ってこんなですよ」という
お話をさせて頂きたいです。
3日間に渡るワークショップに
お越し頂いた皆さま、
本当にありがとうございました。
主催するわたしがこんな事言って良いのか
分かりませんが、すっっごく楽しかったです!
そして、裁断など改めて向き合う事が多くあり
勉強させて頂きました。
「職業訓練指導員」の資格を持つ多くの
和裁士さんに、声を大にして
申し上げたいです。
誰かに教えて下さい!
そしたら、一番学べるのは自分自身です!!