ウールの被布衿コート 徳島と兵庫への旅
先日2月8日は針供養の日でした。名古屋では毎年、若宮八幡社にて神事が執り行われます。

この日は朝から雪が降り、今シーズンで最も寒い日となりました。わたしは7個のカイロを貼り付けての参拝でしたが、防寒コートを脱いでしまったら寒さには勝てませんね… 写真の黒っぽい着物の後ろ姿がわたしです。

本当に寒い時は、やはりウールの防寒コートがマストです。神事の後は首元もしっかりカバーしました。

針供養が終わって数日後に、ウールの被布衿コートを納品する為に徳島県へ行きました。とっても可愛いコートです♡

以前に後藤和裁で作ったウールのコートをネットでご覧になられた徳島在住のお客様が、「同じ形のコートを作ってほしい」とご依頼下さいました。初号機がこちらです。

かなり前に作ったものなので少々自信が無く、とりあえず自分用に同じモノを作ってみて、その後徳島のお客様用にシーチング地で仮縫い仕立てをしました。初号機、2号機、3号機、勢揃いの写真がこちら。

去年の夏に名古屋へお越し頂き(有松絞り祭りのタイミングで名古屋へいらして下さいました)仮縫い3号機をご試着に…

3号機を元に、再度シーチング地で4号機を作り…

最終5号機はメルトン(圧着ウール)の軽くて暖かいコートになりました。

そして5号機を持って徳島県へ納品に行ってきました!直接お渡しできて本当に幸せな瞬間でした。

「せっかく徳島まで来るのだから、どこか案内しますよ」というお客様の優しいお言葉に甘えて、大塚国際美術館をアテンドして頂きました。めちゃくちゃ楽しかったです!わたしの為に時間を割いて下さって本当にありがとうございました。

大塚国際美術館は教科書でみた名画がぜーんぶ見られる、とんでもない空間でした。また行ってみたいです。


お品物を発送せずにわたし自身が徳島へ伺ったのは、姫路にいる和裁士さんに羽織紐の作り方を習いたかったから、という理由もありました。お客様との幸せな1日を過ごした翌日、徳島から高速バスで兵庫県に入り、JRで姫路へ。
Instagramなどで積極的に発信していらっしゃる和裁士さんのご自宅へ押し掛けて、ずっと気になっていた羽織紐の作り方を教えて頂きました。写真のあんまり上手いこと出来て無いのが(左から2番目)わたしの初作品です。

惜しみなく材料や作り方について教えて下さり、テキストまでご用意してくれて… 感謝いたします!! 復習して自分でいい感じに作れるように頑張ります。
そして今回の旅のラストミッション。神戸の五色塚古墳へ立ち寄りました。

五色塚古墳は以前から行ってみたかった憧れの古墳です。ここでは神戸の和裁士さんがアテンドして下さいました。25歳の時に知り合った、気のおけない友人です。

徳島のお客様の元へコートを納品して、次の日に姫路の和裁士さんに羽織紐を教えてもらい、帰りすがら五色塚古墳へ行く。ミッションコンプリート!!お客様と和裁士仲間にお世話して頂き、本当に楽しく幸せな時間を過ごしました。わたしがポンコツが故に色々とご迷惑をお掛けしましたが、皆さまの優しさに助けて頂き、ホクホクあったかな気持ちで名古屋へ帰ることができました。色んな人に支えてもらって生きてるな〜と、実感する旅でした。優しくて懐のでっかい人に、わたしもなりたいな( ◠‿◠ )










