2025-03-20

丸帯を名古屋帯にお仕立て変え

暖かい日があったかと思うとまた急に寒くなったりして、三寒四温で少しずつ春が近づいているようです。春が来たらきっと、すぐに暑くなっちゃうのでしょうね。短い春を楽しめるように、お召し物のご準備はお早めに!本日ご紹介するのはこちらの名古屋帯。

丸帯からお仕立て変えをした名古屋帯

 

 

 

 

 

 

 

 

元丸帯からのお仕立て変えです。「引き抜き結び」をする柄の配置になっていたので、「お太鼓結び」が出来るように切って向きを変えて、継ぎ目はお召しになる時に分からない所にしてあります。

アンティークの丸帯を名古屋帯にお仕立て変え

 

 

 

 

 

 

 

 

アンティークの丸帯を名古屋帯にお仕立て変え

 

 

 

 

 

 

 

 

どうせ切るのですから、好きな柄を選びましょう!ということで…垂先の柄を5パターン

お太鼓柄5パターン

 

 

 

 

 

 

 

 

前柄を4パターンご用意して、お客様に選んで頂きました。

前柄4パターン

 

 

 

 

 

 

 

 

相当悩ませてしまったと思いますが、こんなに選択肢があるのにわたしが勝手に決めるなんて、とても無理。「なんか思ってたのと違う」という事になるのが一番恐ろしいので、写真や動画をお送りして綿密にご相談しました。かつてはお着物を購入する際に、表地だけ選んで、八掛は呉服店さんが適当に付けていた…なんてこともあったようですが、わたしだったらそれはイヤ。選びたいです。

この帯を見ているとつい思い出すのが、後藤和裁に来るメジロちゃん。

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父がオレンジでせっせと餌付けしていて、可愛いんですよね〜♡ 先日はわざわざ百貨店でオレンジを買っていて…なんかわたしより愛されてないか?って、ちょっと思ってます(-_-)

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