2025-03-06
江戸小紋 あっちゅーまに過ぎ去った2月
「はっ」と気が付けば、もう3月。「2月、わたし何してたんだろう?」と思い返しても、これと言って特筆すべき何かは何も無いにも関わらず、今日は3月6日。光陰矢の如しと言いますが、もはや「矢」どころか「光」のスピードで月日が過ぎていきます。「今」を認識した瞬間に全てが「過去」になっているので、ま、しょうがないな…と、開き直る事にしました。そんな感じで光のように過ぎ去った2月を振り返ります。
去年の夏に工房を見学させて頂いた「田島染芸」さんのフランス縞のお着物。
セーヌ川の流れを模した図案であるから「フランス縞」なのだと、田島さんが教えて下さいました。それを知ると、おフランス感が増して見えるから不思議です。
そして同じく田島染芸さんで染められた小紋でお仕立てした、単衣羽織。なんてお洒落な縞なのでしょう。
いつものように共布で枕を作り、先端の房は柄の中に使われているネオンカラーにしてみました。ちなみに「若芽色」という名前の糸です。春らしい響きで、これからの季節にピッタリ。
去年田島染芸さんを訪問した際、年配の男性がお仕事をされているものと思い込んでいたのですが、工房から出迎えて下さった田島さんは明らかにわたしより年下のイケメンでした。
いや〜、いい思い出です( ◠‿◠ )♡
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