2023-01-16

お正月終了 花織のお着物

今日は1月16日。小正月が終わってお正月も終わりです。お正月を挟んで年末年始の時期はわたしはあまり良い思い出が無く、ここ数年もけっこう病む時期です。カラダじゃなくて心ですね〜、落ち込むシーズンです。今年も落ち込んでいます…が、お仕事も始まり、お客様からの新たなご依頼を頂いたりして、落ち込みの核と向き合う時間を減らして行く事が大事かな、と思っています。出だし暗くなっちゃいましたね、ごめんなさい。

今日ご紹介するのは読谷山花織のお着物です。「ゆんたんざはなうい」と読むのですね…

読谷山花織のお着物

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この生地、裏側がすごいのです!

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裏にこれだけ糸が渡っているので、出来上がったお着物はとてもふっくら。

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表には柄が、裏には糸が渡っている「緯浮花織」という織りの技法だそうです。当然この浮いている糸を切る場合、そのから組織が崩壊してしまわないように処置をせねばならず、接着芯を貼ります。

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この仕立てをした方は「ヘラ(印のことです)は見えないし何処縫って良いか分からないし、ホント辛かったです」と言っておりました。でしょうね…これは厳しかったと思います。でも出来上がると素敵♡ 反物を織られた方の手仕事をこうして形にする事が出来るのは、わたし達和裁士の喜びでもあります。お召しになるお客様の着る喜び、仕立てる人の作る喜び、反物を製作する人の染めたり織ったりする喜び…全部が幸せなサイクルで繋がったら良いな…いつも、そんなふうに思っています( ◠‿◠ )

 

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